ホンダから発売されているフィット3(FIT3)の競合車の一つが
マツダから発売されているコンパクトカーの
新型デミオ(DEMIO)
先日、ディーゼル車の乗り心地に興味があったので、
マツダに行って、新型デミオ(DEMIO)を試乗させてもらいました。
新型デミオ(DEMIO)を運転してみて面白いと思ったのが
低速域と中速域~高速域で、
乗り心地&静寂性が全く異なる事。
低速域の場合、静寂性&乗り心地は
フィット3(FIT3)の方が
スムーズで圧倒的に良いです。
新型デミオ(DEMIO)の場合、発進時など低速域では、
ディーゼル車特有の
ガラガラ音があり、運転していて
エンジン音がかなり気になります。
エンジン音がキレイに拭きぬけてくれるのなら
まだ良いのですが、低速域での新型デミオ(DEMIO)のエンジン音は
騒音交じりの
濁った音なので余計に耳に残ります。
一方、フィット3(FIT3)ハイブリッドの低速域は、とても静か。
フィット3(FIT3)の場合、発進時はモーターのみが作動するので、
多少のモーター音がするぐらいでほぼ無音。
とても静かに発進していくので、
耳障りな音が無い分、快適です。
しかし、中速域や高速域になるとこの状況が一編。
新型デミオ(DEMIO)は中速域から高速域になると、
いやなガラガラ音がなくなり、
エンジン音がクリアに。
ディーゼル車なので、エンジン音がありますが、
とても自然なエンジン音なので、耳元で聴こえても全く気になりません。
また、トルクフルな走りもフィット3(FIT3)以上なので、
とても快適に運転する事ができ、乗り心地もとても良いです。
一方、新型デミオ(DEMIO)の場合、中速域~高速域になると
時々はEV走行するものの、ほとんどがハイブリッド走行。
モーターがエンジンをサポートするものの
エンジンが作動する場面も多く、エンジン音も聞こえて来ます。
また、ロードノイズなども大きく
乗り心地・静寂性は新型デミオ(DEMIO)の方が優れているように感じました。
このように低速域で快適なのは、フィット3(FIT3)。
そして、中速域~高速域の乗り心地で快適なのは、
新型デミオ(DEMIO)でした。
新型デミオ(DEMIO)ほど低速域と高速域で乗り心地・快適性が
異なるクルマは、珍しいと思いました。