先日発売されたホンダの新型フィット(FIT3)ハイブリッドを
試乗させてもらいました。
今回は実際に運転をした感想を紹介いたします。
実際にホンダのフィットを運転した瞬間、
スタートはとってもスムーズだったものの、
「あれっ!?トヨタのアクアよりも走行音が大きいかも!?」
と、感じました。
アクアの方が走行音が静かで優れているのかなと
思って、同行していたホンダカーズの担当者に、
「トヨタのアクアの方が走行音が静かですね」
と、質問したところ担当者は、
「実はこの走行音はわざと作り出している音ですよ」
と、回答し、ちょっとビックリ・・・。
どうやらこれは実際の走行音ではなく、
交通事故防止のために新型フィットが作り出した
人工的な走行音みたいです。
ハイブリッド車は、発進時や低速走行している時は、
電気モーターだけで走る事が多く、
とっても静かですよね。
なので、
ハイブリッドカーが近くを走っていても
歩行者や自転車に乗っている人が車の存在に
気が付かない事も・・・
ハイブリッドカーの特徴の"静かさ"のせいで、
駐車場で遊んでいる子供が気付かずに交通事故が
起こるケースもあるようです。
ホンダの新型フィットは、
このような交通事故を
防止するために、意図的に走行音を出す"発音"モードが
付いてるみたいです。
この発音モードは、運転席の右下についていて、
ON/OFFの切り替えはとっても簡単。
(2つあるボタンの下側が、発音モードです。)
私も以前全く音がしないハイブリッドカーに
気付かない事もあったので、このような機能は、
交通事故の防止などにもとっても便利だと思いました。
ホンダカーズのディーラーさんの話では、
やっぱりこの発音モードをONにしていた方が
安全みたいです。
音自体もそれ程不快な音ではなく、
実際のガソリン車を走らせている時のような
エンジン音のような音でした。
また、音自体も実際のエンジン車よりも小さく、
「ハイブリッドカーにしては、ちょっと走行音がするんだな」
と、感じるくらいの大きさでした。
ちなみに、
この発音モードを一度オフにして走行を
してみたのですが、トヨタのアクアと同じぐらい
静かな音でした。
スタート時、アクセルを軽く踏み込んだところ無音で
ス~っとスタート。
改めて、
「ハイブリット車は、静かだな~」
っと、実感しました。